
模範的経営
所有する吉田愛林公益会有林を、長い年月をかけて計画的に手入れし、地域の模範となる健全な森として育てています。
季節がめぐるたび、森は表情を変え、いのちを育みます。
一般社団法人 吉田愛林公益会は、宮城県大和町吉田の地で、
「愛林」の心を次の世代へ伝えてまいります。
一般社団法人 吉田愛林公益会は、宮城県黒川郡大和町吉田に拠点を置き、森林の模範的経営を行うことで、林業に関する技術と知識を普及し、愛林思想の振興を図っています。
あわせて、地域住民の福利に関する事業にも取り組み、人と森が末永く共に生きる地域づくりを目指しています。
| 区分 | 面積(ha) | 割合 |
|---|---|---|
| 直営林 | 1,719.06 | 58.7% |
| 部落造林 | 105.38 | 3.6% |
| 機構造林 | 355.19 | 12.1% |
| 県行造林 | 351.40 | 12.0% |
| 公社造林 | 384.53 | 13.1% |
| その他 | 15.37 | 0.5% |
| 合計 | 2,930.93 | 100.0% |
※機構造林:(国研)森林研究・整備機構森林整備センター、県行造林:宮城県、公社造林:宮城県林業公社
齢級は、木の年齢を5年ごとに分けた区分です。この表は直営林のうち森林経営計画認定分(令和5年度末)、1,594.09haを対象としています。
面積(ha)
| 区分 | Ⅰ~Ⅱ齢級 | Ⅲ~Ⅳ齢級 | Ⅴ~Ⅵ齢級 | Ⅶ~Ⅷ齢級 | Ⅸ~Ⅹ齢級 | Ⅺ齢級以上 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| スギ | 45.11 | 11.97 | 59.31 | 93.01 | 141.67 | 259.64 | 610.71 |
| アカマツ | — | — | — | 5.12 | 20.36 | 53.42 | 78.90 |
| その他 | 4.31 | 1.10 | 2.58 | 14.86 | 2.20 | 9.23 | 34.28 |
| 天然生林 | 16.67 | 56.15 | 97.71 | 183.25 | 30.96 | 485.46 | 870.20 |
| 計 | 66.09 | 69.22 | 159.60 | 296.24 | 195.19 | 807.75 | 1,594.09 |
—は原資料の空欄です。割合は小数第1位に丸めています。
※天然生林(てんねんせいりん)とは、過去に人の手による伐採などの影響を受けながらも、植林ではなく自然の力(天然更新)によって再生・発達した森林

所有する吉田愛林公益会有林を、長い年月をかけて計画的に手入れし、地域の模範となる健全な森として育てています。

植栽した若い木を守るための下刈りや保育作業を毎年欠かさず行い、次の百年を担う森を育てます。

込み合った森を適切に間伐し、光の入る健やかな森へ。搬出した木材は地域の資源として活かします。

国・県・大和町や地域の皆さまと手を携え、木育・林間教室への協力など、森の恵みを地域へ還元しています。


森は、手をかけた分だけ、
応えてくれる。




設立まもない昭和30年代、地域の人々は総出で山に入り、苗木を植え、夏の下刈りに汗を流しました。約500名が集った当時の総会の写真は、この森が地域みんなの財産として歩んできた証です。
いま私たちが手入れしているのは、先人たちが植え、守り育ててきた森。受け継いだ想いを、次の百年へつないでいきます。
私たちが守る森は、雨を蓄え、澄んだ水を生み、吉田川や鳴瀬川の流域を潤し、やがて海へと注ぎます。森を手入れすることは、流域に暮らすすべてのいのちの土台を支えること。それが、この森の百年の役割です。








この山なみの先へ、
百年の想いをつなぐ。
森の恵みを、地域へ。吉田小学校の林間教室への協力をはじめ、各種団体活動や山林警邏への助成、地区運動会・観光事業の支援など、地区住民の福利厚生に関する事業を続けています。ホタルの舞う「蛍の里」も、この地域の豊かな自然の象徴です。



長年の適切な森林経営によって森が吸収した二酸化炭素を、国の認証する「J-クレジット」として見える化し、その収益を森林整備と地域へ還元する取り組みを進めています。


吉田小学校の3年生を対象とした林間教室で講師を務め、身近な自然について学んでもらいました。

久しぶりの晴れ間。更新伐事業が順調に進んでいます。

種沢林道の補修工事の連携について、宮城北部森林管理署の方々と打合を行いました。